きつい仕事・悲惨な職業ランキングをまとめました

ブラック企業・中小企業・低学歴

もう、いまの仕事に耐えられない、という人はこの日本にどのくらいいるのでしょうか。

その数は計り知れませんが、心身ともに健康で、笑顔で仕事を楽しみ、充実した日々を過ごしている人達もいる一方で、

朝起きた瞬間から「今日も会社に行きたくない」と、悩みながら職場へ通い続けている人達も多く存在しているはずです。

いろんな職業がある中でも、とくに「きつい」「辞めたい」と感じられている職業を以下にまとめました。

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きつい仕事・しんどい仕事ランキング!

1.飲食店の正社員

まず、飲食店の正社員です。

飲食店といえば、学生の頃にアルバイトとして働いていた、という経験を持つ方も多いジャンルです。

アルバイトでも肉体的な疲労が大きい仕事なのに、正社員となればそこにアルバイト管理や本社からの目標達成のための取り組みなどにおける責任が発生し、精神的疲労も付加されます。

また、世間で休日と定められている時こそ稼ぎ時で、家族や友人との休日を共有することもできないうえに、休み自体が取りにくい業界でもあります。

ひどいところでは、月1回も休みを取得できないなどの社会的問題まで発生。アルバイトからの正社員登用を拒否する人がいるほどに、現場の重圧がのしかかる職業なのです。

「モンテローザ」「大庄」「ワタミ」「ゼンショー」「王将フーズ」「くら寿司」と、ニュースでも取り上げられたことのある有名チェーンが目白押しの、超・ブラック業界です。

2.介護福祉士

「介護」というワードだけでも体力的なきつさが容易に想像できますが、プロの仕事となると何十人もの介護を担当することとなり、その現場の厳しさはよく耳にするところです。

介護施設の入居者の症状によっては、認知症をはじめ、思い病気などを併発されている方も多いので常に気を張って接さなければならない繊細な業務が多く、心労もかかります。
「ボケたじいさんがうんこを投げる」
「投げるどころか喰う、そして顔に押しつけてくる」
「常に奇声を上げる患者がいる」
「認知症患者だけでなく、その家族からも罵倒される」
「人がよく死ぬ」

などなど、過酷な現場です。

その重労働の割には給料も決して高くはなく、文字通り「きつい」ことが重なる職業です。

給料がマイナスになったなどの伝説も残るブラック過ぎる職業です。

3.アニメーター

明確な夢を持って就いている方がほとんどの職業ですが、とにかく「仕事が終わらない」職種の一つです。

膨大な仕事量の前に、やってもやっても次の仕事が待っている、という壮絶な現場。さらに締切がある以上、なんとしてでも間に合わせなければいけないので常に時間に追われています。

徹夜などは日常茶飯事で、体調をくずしても手を止められない、という闘いの連続。

そのくせ平均年収は111.3万円(末端の動画担当者の場合)と、まともな生活すら送れないほどの低賃金がより過酷さを助長しています。

若いうちは夢見る力で乗り切られることもありますが、よほど売れないと主収入も増えないため、精神的にも追い込まれる仕事です。

4.イラストレーター

アニメーターと同様に、膨大な量の絵を描き上げなければいけない過酷な仕事です。正社員登用も少なく、常にハードな現場で仕事をこなさなければいけません。

とはいえ、質が落ちれば仕事も任せてもらえないので、心身ともにコンディションを整えなければならず、タフなうえに精神力がなければ乗り切れない、という誰にでもできる仕事ではありません。

5.プログラマー

上流・下流、またどのサードパーティや言語に携わっているかで内容は異なりますが、平均して実働時間が長すぎたり、休みなく納期に追われることの多い職業です。

一人に課せられる仕事量の多さと責任の重さが常にのしかかることが特徴です。

営業の無茶ぶり&顧客の急な仕様変更に対する愚痴はもはや業界伝統。

6.看護師

女子(男子も?)の憧れの職種ではありつつも、命のやりとりを行う現場で、常に気を張り詰めていなければならない職業です。

夜勤も多く体力も求められますが、医者のように高給取りになれるわけでもなく、とにかく「きつい」イメージが先行します。

最近は勤務形態、給与面の見直しが図られているものの、人手不足は依然と深刻化しており、重労働であることに変わりはありません。

7.保育士

こちらは、子供の命を預かる仕事。予想に反する行動をとる、元気な子供たちを見守るには、体力も気力も十二分になければ勤まりません。

なおかつ、親御さんからのクレームも受けやすく、心労は重なるばかり。女性が多い職場なので、煩わしい人間関係も多く、子供が好きとはいえ気を揉む現場を乗り切らなければいけません。

そのうえ、収入があまり高くないどころか極めて低いというところが「きつい」気持ちを押し上げています。

8.美容師

営業時間が終わってからも特訓として残業代の出ない労働に、週に1度しか休めないなどとかく長時間労働がつきまとう職業。

でありながら、平均年収も300万に満たないと安すぎる賃金面でのキツさもあります。

加えて刃物を使うことや、シャンプーをしなければならないことから、手が荒れてしまうことを悩みとして抱えている美容師も多くいます。

華やかなイメージがありつつも、時間・給料・健康面でのキツさが伴う過酷な職種と言えるでしょう。

9.歩合制の保険営業

「保険の営業」だけでも、顧客数のノルマが課される厳しい仕事の代名詞のようなものですが、歩合制ともなると、いっそう厳しさは増します。

顧客の獲得がストレートに収入に反映されるため、向いている人は高額を稼げますが、うまくいかない人にはとことん辛い日々が続きます。

自分と周りを比較せざるを得ない現場で、成果を自分の目にはっきりとつきつけられるシビアすぎる仕事なのです。

精神面を病んで辞める人が多い職業です。

10.不動産営業マン

「毎日の飛び込み営業も厭わない」「私はストレスフリーだから」という人はどれだけいるでしょうか?

高額なマンションを売らなければいけない場合、膨大な量のチラシ配りから飛び込み営業まで、目標を達成するまで続けなければいけません。

どう考えても買わない人のほうが多いわけですから、苛酷な任務には違いありません。

職業柄人付き合いも派手に行うケースが多く、高いコミュニケーション能力が必要で、高額が飛び交う分、大きなストレスと向き合わなければいけない職業です。

11.金融商品の販売営業

名簿ビジネスをしている業者から情報を買うことが多い職業、そのうちの一つが金融商品の販売営業です。

あらゆるルートを使ってまで大義名分の下にやる仕事かと問われると、きついところがあります。

基本は自社が儲かるものを売らなければいけないので、常に会社の「銭もうけ」を追う仕事。何かのタイミングで良心が痛み、心をこわすリスクも大きいのです。

12.引っ越し業者

想像に容易だと思われる重労働。繁忙期には常に人で不足に陥り、時間と格闘して体力勝負となります。

会社によっては変わったオプションなどもあり、お客様からあらゆる要望を受けなければいけないことも多数。圧倒的に厳しい現場でも笑顔で働かなければいけない過酷な仕事の一つです。

夏場の引っ越し業者は、「同僚が臭い」との悩みで溢れているとか……。

13.パチンコ店員

こちらも体力と精神力が十二分にないときつい仕事。8時間以上、パチンコ店ならではの騒音の中で働くことに加え、あの重量のパチンコを持ち運びするのですから、身体にはこたえます。

また、クレーム対応やお客様に注意を促さなければならないことも多く、お客様の乱暴な言動に心が折れそうになることも。

常識が通じない方も多いので、相応の覚悟を持って業務に携わらなければいけません。

14.旅行代理店

離職率が高い職業の一つに挙げられる仕事です。基本は長時間残業、休みも少ないと認識して間違いありません。顧客対応は細かい作業が多いため、時間がとられ、神経も使います。

また、海外とのやりとりも多いため、打ち合わせが深夜に及ぶなど、体力的にもきつい仕事です。

継続して働く? それとも辞める? きつい仕事、辛い毎日の対処法

上記のような内容を読んで、別の職業ではあっても「私も同じ!こういう理由で辞めたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。

そんな時どう対処すればよいか、大きな解決方法は2つです。

1つ目はそれでも継続して働く。
2つ目は辞める、または転職するということです。

いずれかしか選択がないとすれば、やるべきことは明瞭です。1つ目を選択する場合は、以下のいくつかの方法を試してみてください。

会社を辞めずに続けていこう! 頑張ろう! と思ったときの対処法

1.今の職業を選んだのはなぜ? 初心に返ってみよう

まず、そもそもなぜその職業を選んだのかを振り返ってみます。そこに自分の目標や夢があるのならば、もう一度奮起する手掛かりが見えてくるかもしれません。

2.なんでもかんでも自分で抱え込まない

次にいまの業務の中に無駄な作業や無駄な動きはないか検証してみます。一度冷静に考えて見直すと、この作業に時間をかけ過ぎていた、あれは人に頼めるなど解決策が見えてきます。

それは些細なことかもしれませんが、小さなことから打開策はみつかったりするものです。

3.近い職種の領域の、その世界を覗いてみるのはどう?

それから、一度思いきって気分転換を図ってみる、というのはどうでしょうか?

同じ業種の中でも目的を少し変えてみるのです。例えば、アシスタントからディレクターになることを目標にweb広告の仕事をしていたとします。

そこで先が見えない過酷な日々が続くとしたら、いっそ営業への転向を図ってみる、というのもよいかもしれません。

上司に申告しなくとも、心の中で、社内の違う部署で働く自分を想像してみてください。

それを意識しながら働いてみると、「いや、やっぱりいまの職業で上を目指したほうが自分に合っているな」なのか「そうか、営業という道もあるかもしれない」といういずれかの答えが見えてきます。

ただきつい業務をこなすだけの毎日から、違う方向に関心が向かうことで、張り詰めていた心が若干ラクになるということもあります。ものは試しです。とにかく実行してみましょう。

4.仕事は我慢代! 給料のためにがんばってみるという視点も?

また、きつくてしょうがないけれど、とにかく続けてはみよう、という余力がある場合は、給料が入った後、そのお金をどう使うか、という方向に意識を注いでみるのも一つの手です。

たとえその額が少なくとも、この金額を生活費に充てて、残高を貯蓄に、そして貯蓄を続けて何カ月後に、あれを買おう、などと小さな目標を立てて喜びを増やしていってみてはどうでしょうか。

心に余裕が生まれて、日々の業務のきつさにも耐性が芽生えるかもしれません。

5.相談してみるとあっさり解決するケースも!

さらに、次は他力本願に任せる場合の方法です。「もうだめだ、だけど自分では何も決められない」と、そのような事態に陥ったら上司に思い切って現状を打ち明けてみましょう。

相談することで開ける道があるかもしれません。あなたの配属先が変えられる可能性もありますが、それが決して悪い事になるとは限りません。迷ったら人に委ねてみるのも、選択肢に加えてみてください。

この職業に未来はない、今の仕事は自分には向いてないと思ったときにキャリアチェンジする対処法

では、ここから2つ目の「辞める、または転職する」を選んだ場合を紹介します。

もう、これを選ぶ時点で気持ちは固まっていると思いますが、ここで大事なのは自分の選択に罪悪感を持たないことです。

1.罪悪感を感じるな! 「転職」は悪いことではない。

専門性の高い仕事こそ、せっかく経験値を積んだのにここで辞めてしまって本当にいいのか、と悩むことが多いのではないでしょうか。

でも長い人生、たった一つの価値観・職業にがんじがらめに縛られる必要もありません。

あなたの可能性は一つだけだと、そのように暗示をかけてしまうのも、その暗示から解き放つのもすべてはあなた次第なのです。

今の仕事から離れることで広がるあなたの可能性、というものもあります。

2.一番大切にしなければならないのは、ほかの誰でもない「自分自身」であることを忘れてはならない。

最近明るみになってきたブラック企業と呼ばれるところには、真面目な人ほど、その現場から離れられずにがんばり続けてしまう、という例があります。

しかし、身体や精神を壊してしまったり、はたまた命の危険に及ぶことになってしまったりしては何の意味もありません。

仕事は人生においてとても大事なものですが、ここで一度考えてみてください。

あなたが「きつい」と感じて命さえ削っている仕事は、本当にあなたが命をかける必要がある仕事でしょうか?

その問いに「はい」と答えられるならば、それはそれで素晴らしいことで、大きな生きがいがあるのだと思います。

でも、そこで即答できないのであれば、命をかけてまで働く必要はありません。あなたが、喜びを感じて生きられないようであれば、一生をかけてその仕事を続ける義務は存在しないのです。

そうであれば、たとえすぐに仕事を辞めなくとも、転職の可能性を探ってみるのもよいでしょう。

そうすると、いままで知らなかった職業を知るきっかけにもなり、視野が広がります。視野が広がるということは、あなたの可能性も広がるので、未来が明るく感じられることでしょう。

 考えるより前に休んで、人生を見つめ直すのも手。

もしくは仕事をすっぱり辞めて、お金に余裕があれば旅に出る、といった「人生の休暇」に踏み切るのもよいかもしれません。

長い人生、働いていない期間も必要です。休みをとらなくて心を壊してしまうことが事実として存在しているので、そうであれば思い切って休みをとり、人生自体を見つめ直してみる期間が必要かもしれません。

いずれにしても、いまの仕事がきついと感じ、これからどうすればよいか悩んでいる状態は、あなたがしっかり生きている状態であるとも言いかえられます。

真剣に働いているからこそ、深刻になるんです。それは一概に悪いこととも言い切れません。

だから、状況が最悪だったとしても、一番やってはいけないことは、あなた自身を否定してしまうことです。

自分の夢や目標のために頑張りたいのに現実はうまくいかない、そういうことは誰にでもあることなので、あまり悩みすぎずに発想の転換に踏み出してください。

人生は一度きりと思えば、いまその状況に呑み込まれてしまうだけでいるのはもったいない時間です。

腹を決めて、改善を目指して仕事を継続するのか、辞めて新たな人生の扉を開くのか前向きに考えてみるだけでも明るい道が見えてくるのではないでしょうか。

 

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