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売り上げはトップだけど横暴なパワハラ営業マンをどう扱うべきか

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たいていの企業で起こっているこの問題。

それが、
「売り上げはぶっちぎりの一位だけど、それを鼻にかけて態度はデカイわ肩で風を切って歩くわ、部下や同僚はもちろん果ては先輩や上司までツブすトップセールスマン。……の扱いに、さあ困った問題」だ。

会社としては複雑で、明らかにそいつが害悪だとわかっていながらも、お客さんを獲ってくるのもまたそいつなのでどうにも手の施しように困っている。

(しょうもない中小レベルだと、そもそも害悪であることすら気づかずにただ「売り上げ出してる奴が偉いんや~! ザコの言うことなんか知るか~!」で思考停止してる未熟なところも多々あるが)

さて、そういった問題社員の処遇をどうすべきかであるが、結論から言おう。即、辞めさせるべきである。

その理由も、「チームの輪を乱すから~」とかそんなしょうもない理由ではない。単純に会社にとって、”金銭的に”不利益であるからだ。

それはなぜか。

その詳細、及び横暴トップセールスマンを抱えることで発生する「見えないコスト」について、以下に説明しよう。

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横暴なトップセールスマンは辞めさせるべき!? もたらす利益と隠れた損失

人という製品の値段相場

ところで、横暴なトップセールスマンを、「人の3倍の成果を出すけれど定期的に機械を壊す工場の作業員」にたとえてみよう。

この人は、出した成果で言えばおそらく社内でもぶっちぎりのトップだろう。だが、それ以上に発生させた損害のほうが上回るはずだ。

損害はもちろん機械の値段だけではない。

機械が停止することで納期遅延は起こるし、なんとか対応すべくほかの従業員にも残業してもらわねばならなくなるし、そうすりゃ従業員の不満もたまるし割増賃金も払わなければならないし、またそれによって不良率やクレーム率も上がるしと、そうすりゃ会社の評判も落ちるし客も逃げるしと、間接的に発生するコストはかなり多い。

そしてこれと同じことが横暴なトップセールスマンの場合でも言える。

というのも、基本的に人件費――ひいては人という製品の値段は、どこの会社でもたいてい高い。

会社という組織を成り立たせるために必要な3つの要素「ヒト・モノ・カネ」のうち、一番先に挙げられるのがヒトである上に、売上高人件費率(売り上げに対してどれだけ人件費がかかっているかを示す割合のこと)だって、業界にもよるけれどだいたい20~60ほどを占めるのが相場だろう。

つまりそれだけヒトという製品は高級品であるということだ。

そして横暴なトップセールスマンは、そのヒトをぶっ壊してしまうマコトに困ったさんなのである。

ましてやヒトという商品の希少性は、工場でライン生産されるような機械や物品とは比べものにならないほど高いということも併せて述べておきたい。

ヒトを壊すことで発生する隠れたコスト一覧

また、先ほどの機械の例で発生する損害は機械の値段だけではないことを述べたように、人をツブすことで発生する損害もまたその人がもたらしていた利益分だけではない。

損害の例をざっと挙げてみよう。

・辞めていく人間のもたらしていた利益
・辞めていく人の退職手続きの手間及びその処理をする人の時間給コスト
・退職者が出たことによる離職率の増加、会社の評判が低下するリスク
・離職率の増加による今後の優秀な人員の確保しづらさの上昇
・次の人を補充するための求人広告費
・次の人を補充するための入社試験や面接などのコスト
・次の人が採用となった際の入社手続きの手間
・次の人が入社したあと、教育するためのコスト
・次の人が補充でき、前任と同レベルにまで育つまで暫定的に増加する穴埋め残業のコスト
・その穴埋めが原因となることで別の退職者が出てくるリスク
・退職者による報復リスク(同業他社に転職された場合や、会社のクチコミサイトに書かれる場合など。引き継ぎがされないリスクもある)
・横暴セールスマンという倫理観の欠ける社員を抱えるリスク
・他社社員に対しても同様の扱いをする危険性(特に下請けいじめなどが懸念される)
・社内全体の指揮・就業意欲の低下リスク
・営業だけでは仕事が回らないため、穫ったあとに任せる人の意欲が下がりクレーム率が上がるリスク
・横暴トップセールスマンの対応に頭を抱える対応に頭を抱えるコスト
・ほかの社員からの横暴トップセールスマンに対する不満に頭を抱えるコスト
・そもそものパワハラに対する法的リスク

……ざっと挙げてみただけで、結構な量となってしまった。

そう、つまり、横暴なトップセールスマンを抱えているだけでこれだけの見えない間接的コストがかかってしまうということなのだ。

そいつがどれだけ売り上げを出していようが所詮は個人。一人の人間が出せる売り上げや利益なんてたかがしれている。

しかも経営者ではなくあくまで営業マンなので、動くお金の相場にも限界がある。

どれだけ売り上げトップを誇っていようと、まずもってとうていペイできるだけの利益は出せないだろう。

そのまま放置しておくと、ますます手が着けられなくなる

横暴とはいえ、社内でも屈指の営業力を持つ害悪パワハラ社員。

このような人は当然、社内営業や社内政治にも長けており、さりげなく自分の都合のいいように物事を運ぼうとする。

さて、そんな人が一番潰したい人間はどんな人かというと、これはもう間違いなく「自分の地位を揺るがしかねない優秀なヤツ」だ。

理由はもう言うまでもなく自分の利益に直結するからであるが、トップ営業マンであるがゆえにその「利益」に対する執着心は我々が思っているよりもずっと高い。

我々が「実際そこまではしないでしょ」と思うようなことも平気でやるし、やってのける。本気で潰したいからこそ、ふだんのように見えるところでは動かず、陰で行動する。なんなら傍目からは善きライバルにすら見えるだろう。

そして、しかし、だからこそ――そいつは”トップ”セールスマンなのだ。

見ているのは会社全体の利益ではなく自分の利益

加えて、横暴なパワハラトップセールスマンは会社全体の利益なんて見ちゃいない。彼・彼女が見ているのはあくまで自分の利益のみである。

(であるからこそ、いともかんたんにパワハラ行為ができるのだ)

そんな人間を上に置いてしまえば、基本的に私利私欲のためにしか動かないため会社は傾くし(しかも気づかないように巧妙に内側から腐敗していく)、かといって売り上げを出してるのに出世させなければ、

そいつの思考は「売り上げ=正義。つまり売り上げ出してる俺様=大正義」なので、なんで大正義である俺様の扱いがこんなんやねん、ボケクソこんな会社やってられるかと反旗を翻すことだろう。

そう、権力を持たせてもアウト、持たせなくてもアウトなのだ。

よって対処法としては、パワハラを理由にしてクビにするのが一番会社にとってダメージが低いのである。

最後に

もしもあなたの会社が、その人を切ってしまったら経営が成り立たなくなるというのであれば――残念ながらその癌はもう末期だ。病巣はすでに深部にまで達してしまっている。

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