ブロガーの中には、1日に何記事も更新をするような怪物がわりと多くいる。
問題はわりと多くいるの部分だ。……そう、
実のところ1日1回以上の更新はそこまで難しくはない。
その一方で、「自分は毎回更新する度に考えて考えて考えて無理矢理ひねりだしてようやく書けたってのに、この人らはいったいどれだけスリリングな人生してるんだ?」とお悩みの方も少なくないだろう。今回は、そんな人に向けてブログに書くためのネタの出し方を教えよう。
みんなどうやってブログのネタをひりだしてるのか?
1.1日の終わりに日記をつけること
この日記はブログにするものではない。その日1日に起こったことや感じたこと、やったことなどを、どれだけ些細なことでも良いから書き出す。
文章としてきれいにまとめる必要はない。単語の羅列を組み合わせた箇条書きスタイルでかまわないので、どんどん書き出していこう。
たとえばこんな感じ。
のような感じだ。ほんとにてきとうでいい。
起きてからおよそ2時間分までしか書いてないが、それでもネタになる部分はいくつかあっただろう。
↑の簡易日記をブログの記事に昇華させた場合の例としては、下記のようになる。
『そろそろ布団が恋しくなる季節。押し入れの中にしまってある布団、クリーニングに出してから使いますか?』
『全国展開している○○クリーニングには福祉サービスがある!? 活用しなきゃ損!』
『国からの支援だけじゃない? 身体障害者手帳があれば使える民間企業でのサービス一覧』
ほら、たった2時間分の日記で4記事分もネタが出来ちゃった。
ポイントは、毎日している行動でもネタになるという点。なぜなら、あなたにとっては当たり前の行動でも、他人にとってはそうではないからだ。
ここに気づけるか否かで、日記がただの日記になるか、ネタの宝庫になるか大きく分かれることとなる。
もちろん、日記を本格的にブログとして書くのもありだろう。
2.ネタがないなら、それをネタにすれば良いじゃない
もう一つは、逆転の発想ができるかどうか。
つまるところ、ブログのネタがないことは、それ自体がネタになるということに気づけるか否かが、毎日多更新できるかどうかに大きく関わる。
記事の構成を考えると、こんな感じだろうか。
2.ネタを探すために自分がやった方法
3.逆に、自分がまだやってない方法(←ここも逆転の発想)
4.締めに、ブログを見てくれてるみんなにどうやってるかを聞く
地味に大事なのは4。
これにより、新たなネタの探し方の収集ができるし、読者とのコミュニケーションも取れる。仮に教えてもらったネタの探し方が自分にはいまいち合ってなかったとしても、『教えてもらったネタの探し方を実際にやってみた結果』というタイトルでさらにもう1記事書けるよね。
さて、では口で言うだけならなんとでも言えるかと思うので、ここからは実例をお見せしよう。ここまででだいたい1300文字くらい書いたかと思うが、ここからさらに逆転の発想を加えることで、まだ続けられるという証明をしたいと思う。
逆転とはズバリ、…………下へ続く。
3.むりをしてまで、ブログを書く必要はない
毎日の更新を続けているとそれが日課になってしまって、なんとなく毎日書かなきゃいけないように思えてしまうが、ぶっちゃけブログを毎日書かなきゃいけないような大した理由ってまずないよね。
もしもあなたが仕事としてブログを書いてるのならばそうは言ってられないかもしれないが、仕事でブログを書いている人はそうはいないはず。
一度原点を振り返ってみて、ブログをやろうと思ったきっかけを思い出してほしい。それはたぶん、イヤな思いとか苦しい思いがしたくて始めたのではないと思う。もっとポジティブな気持ちでブログ、やろっかな? って考えたんじゃないかな。
それが続けていくうちに日課になって、だんだんと重荷になってしまっていたのなら、それはもうあなたがブログをやり始める際に感じた魅力を失ってしまっているのだから、むりに続ける必要はないしその理由もないよね。
あなたのブログを楽しみにしている読者には申し訳ないかもしれないけど、でも読者だってあなたに苦しい思いをしてまで書いてほしくはないんじゃないかな。
だから、そんなにがんばらなくていいんだ。つらいときはこのブログのタイトルを思い出してみるといい。そう、「ちょっと働く いっぱい遊ぶ」で、いいんだよ。
でも、本当にイヤになったのなら一度初心の頃を思い出してみてほしい。やり始めの頃はきっとあなたも楽しかったんじゃないかな。
だから、いっそのことやめてしまってもいいけども、まずはちょっと更新をサボってみたらどうだろう。
「むりに毎日更新しなくてもいい」のなら、イヤになっていたはずのブログも、またおもしろく感じられるかもしれない。それに、せっかくこれまでに書いたブログをまるごと消しちゃうのはもったいないしね。
さいごに
どうだろう。今回の記事はあなたにとってためになっただろうか。もしそうなら、私はとてもうれしく思う。
私はお小遣い稼ぎがしたくてブログを始めた人間だけど、それでも自分の書いた記事で読者が喜んでくれたらそれに越したことはないし、私だってうれしい。
それは仕事でも同じで、いくら給料のために働いてるとは言っても、お年寄りをだまして無理矢理売りつけるような行為はやってはいけないことだ。だから、かつてそれをやってしまったPCデポは炎上したのだ。
もしもあなたがブログを続けるのなら、読者のためになる記事を書いてみよう。そうすれば自然とファンは増えるし、毎日の更新がきっと楽しくなる。