面倒な上司のかわし方・付き合い方とは。「面倒な部下になればいい」

仕事術

面倒な上司というものは、結構どこの会社にもいます。

もちろん数の多い少ないはあるでしょうが、面倒な上司がまったくいない会社というのは、きっとかなり希少価値をもっているのではないでしょうか。

それくらい、ありふれた面倒なものだといえるわけです。というわけで、ここでは、そんな面倒な上司を交わし続けるテクについてお教えしたいと思います。


本日の記事は、教育文系の大学で学んだのち、携帯ショップや塾講師の職歴を経て、現在フリーライターをしているYasu Nagao様の提供でお送りします。

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付き合いたくない上司をうまくかわす方法

1.自分が上司にとって面倒な部下になる(穏やかなバカになる)

面倒な上司をかわしてゆく方法として、この穏やかなバカという方法があります。

もちろん、本当に馬鹿になってしまうのではなく、バカの振りをする、もしくは愚か者を装おうということですよ。

一生懸命頑張って、馬鹿になっちゃいけません。

さて、じゃぁ具体的にどういうことかといいますと、いわゆるその上司にとって面倒な部下になれば良いのです。

これ実は結構な盲点で、こっちがどう避けるかではなく、向こうが避けてくれれば良いんですよ。

例えば「はぁ、君こんなこともできないわけ」と、やり方を聞いたこともないようなことについて、大げさにため息かなんかついて言われます。

ここで「でもそれ聞いてません」とかきっぱり言っちゃうと、上司からすれば格好の標的としてロックオンです。

きっと、ここから「これだからゆとり」は攻撃か、「俺たちの時代は」攻撃を延々と喰らい続けます、はっきり言ってストレスです。

しかしここで「はい、そうなんですよ(笑顔)」で受けるとどうでしょう。

上司としては、これから何か説教をしようと思っているところ、こんなふうに全肯定で「私できない人間ですから」という姿勢を笑顔でやられると、かなり怒りにくいものです。

というのも、これ、周りから見ると若干いじめに見えちゃうんですよね。

で、なんとか説教を続ける上司に「へぇ」「そうなんですか」「へぇ」とにこやかに応じているうちに上司は面倒になります。

なぜかといえば、こういうのを相手に怒ってもフラストレーションが溜まるだけで、ストレス発散ができないからです。

これを続けていれば、きっと向うから避けてくれるようになるでしょう。

2.重たい部下になる

次にオススメなのが、この重たい部下。

といっても、暴飲暴食を重ねてリアルに体重増やそうってことじゃないですよ、そんなわけがない。

つまり、なんとなく精神的に重苦しい部下になるということです。

先程も言いましたが、面倒な上司のかわし方で、一番効果的で持続性があるのは、「上司にとって面倒な部下」になることです。

そしてこの面倒な部下筆頭が、この重い部下です。

もうこれのやり方は簡単、とにかくちょっとしたミスを責められても「嗚呼、これでクビになってしまうのか」レベルの悲壮感を漂わせ、精神病みそうな雰囲気を出してやるのです。

今の時代、もし万が一部下が精神を病もうものなら上司の責任。

しかも、大したことのないミスでいちいちこの世の終わりのような落ち込み方をしていては、上司としてはこれほど面倒なものはありません。

きっと、いつの間にか上司から避けられる楽な存在になれるでしょう。

大事なのは、「嫌な上司にだけ避けられる」存在

このほかにも「話しだすと止まらない部下」ですとか「キラキラした目で追いすがる部下」など色々な方法があります。

が、ここで重要なのが、嫌な上司にだけそういう対応をする。ということです。

これ、のべつまくなしにいろんな上司に対してこういうことをやっていると、ただのめんどくさい社員となって、今後のキャリアに影響します。

ヘタをすると、ただの使えない社員認定に至るかもしれません。

ようは、他の上司や同僚などの評判はそれほど悪くないのに「何故か俺に対してだけすごく面倒くさいやつだよなあいつ」と嫌な上司に思わせれば良いのです。

こうなるとそこにあるのは、いわゆる相性の問題です。

もちろん、そこまでうまくいくには相応の演技力は必要かもしれませんが、面倒な部下を演じていった結果「俺とあいつは相性が悪い」と思わせれば完全勝利。

そこには快適な会社生活が待っていることでしょう。

楽しくない解決方法なんかいらない。

最後に、面倒な上司との上手な付き合い方なんて言うハウトゥーは結構有ります。

しかしそこに書かれているのは、真面目に説教を受ければ相手が自分を認めてくれる。だとか、相手を許す心を育てよう。だとか、まったくもって楽しくない方法しか書いてありません。

そんなのはただの「我慢の方法」です。

 

はっきり言って面倒な上司と、上司を面倒だと思う部下のどっちが悪いかといえば、圧倒的に前者。

軍隊形式の昭和の会社ならいざしらず、今や上司というのは部下がいかにやる気をもって働きやすい場を作るのかが問われている時代に、自身が面倒になっているんですから論外です。

ですから、面倒な上司のかわし方は、徹底して楽しんでやりましょう。

相手を理解してあげる必要も、相手が満足する必要もなく、ただただ面倒な部下を演じて相手が避けてくれるまで、その面倒な部下ごっこを楽しめば良いのです。

むしろ上司にとって面倒な部下認定されて避けられるようになったら、こちらかつきまとってやるくらいの心の余裕があって良いのです。

まとめ

いかがでしたか、面倒な上司のかわし方。

面倒な上司というストレスの塊に、いかに楽しく、そして計画的に避けられるようになるか。

こういうやり方があると知ってしまったら、なんだかちょっと、あの嫌な上司に明日の会社で会いたくなってきませんか?

 

もしそれでも、どうしても仕事が楽しくないときには下記記事を読んでみてください。